政府は緊急事態宣言に伴い水際対策をさらに強化し、日本へ入国する人全員に、出国前７２時間以内の陰性証明書の提出と、入国時のウイルス検査を求めると発表しました。

水際対策の強化は緊急事態宣言の発出を受け打ち出されたもので、国籍を問わず日本へ帰国する日本人、日本へ入国する外国人全員に適用されます。

具体的には、出国前７２時間以内の陰性証明書の提出と日本入国時のウイルス検査を求めます。

こうした措置は、韓国や中国など１１の国と地域との間で例外的に往来が認められているビジネス関係者の外国人にも適用されます。

ビジネス関係者の往来自体は継続する一方で、一部免除されていたウイルス検査を、出国前と入国時の２回実施し、検疫を強化した形です。

新たな水際対策は９日から緊急事態宣言が解除されるまで実施されます。