×

衆院予算委 コロナ対応など本格論戦始まる

2021年1月25日 11:49
衆院予算委 コロナ対応など本格論戦始まる

国会では25日から、与野党の本格論戦の場となる予算委員会が始まりました。

新型コロナウイルス対応をめぐり、菅首相に対しては与党内からも丁寧な説明を求める声が出ていて、国会審議でどれだけ国民の理解を得られる説明ができるのかが焦点です。

自民党・後藤議員「国民にわかりやすい心に届くメッセージを、しっかりと送ることが大切だと考えます」

菅首相「新型コロナとの闘いに当たり、何よりも大切なのは、やはり国民の皆さんのご理解をいただくことだというふうに思っております。このため、正しい情報を丁寧にわかりやすくお届けできるよう、私自身もさらに努力をしてまいりたい」

菅首相は、ワクチン接種について「副反応や効果を含めて、科学的知見に基づいた情報を発信していきたい」と強調しました。

現在の感染状況については「1都3県の合計感染者数は徐々に減少傾向だが、専門家からは、もう少し分析する必要があると言われている」と説明しました。

また、西村担当大臣は、緊急事態宣言の解除について「東京の新規感染者数が1日あたり500人を下回ったからといって、直ちに解除するのではなく、病床の状況などを含め総合的に判断をしていく」と述べた上で、解除をする際は段階的に解除を進めていく考えを示しました。