野田元首相「幽霊見ていないでしょ?」公邸住まいの岸田首相を評価
「幽霊がでる」との噂がある首相公邸をめぐり、公邸住まいの“先輩”である立憲民主党の野田元首相が、国会で岸田首相にエールを送りました。
立憲民主党の野田元首相は、18日の衆議院予算委員会で、自身の質問の冒頭、「幽霊がでる」との噂がある首相公邸住まいを続ける岸田首相にエールを送り、場内から笑いが漏れる一幕がありました。
野田元首相「まず冒頭、評価したいと思います、ひとつ。それは前総理も、その前の総理も、公邸に住まなかったですけれど、岸田総理は公邸に住むようになりました。私はこれ基本、危機管理の基本の『き』だと思ってますんで。何か妙にね、事故物件扱いされてしまっている公邸をね、妙な都市伝説を吹き飛ばすということは大事だと思います。幽霊見てないですよね?大丈夫ですよ。しっかりそれは続けて頂きたいというふうに思います」
首相官邸に隣接する公邸は、元々は1929年から73年間、官邸として使われた歴史的な建物です。軍の青年将校らが起こした五・一五事件、二・二六事件の舞台ともなりました。死者もでたことから「幽霊がでる」との噂があり、「深夜に兵隊の行進のような足音を聞いた」と話す自民党議員もいます。