東京オリンピック・パラリンピックに向けた組織委員会の森会長らとの４者会談に東京都の小池知事が出席しない意向であることについて野党側が橋本五輪相に今後の対応をただしました。

橋本五輪相は、４者会談についての認識を繰り返し問われましたが「開催自体が決まっていない」と述べるにとどめました。

立憲民主党・渡辺幹事長代行「（４者会談に）そもそも小池都知事は出席をされる予定だったのでしょうか」

橋本五輪相「小池知事のご発言につきましては報道で承知をしておりますけれども、そもそもこの４者会談が開催されるかどうかということも、何も決まっていない状況であります」

また、橋本五輪相は、辞退が相次いでいるボランティアの再募集について、「現段階では、追加の募集の予定はないが、今後、組織委員会が決めていくことになる」と述べました。

一方、野党は国対委員長会談を開き政府に対し森会長の辞任を促すよう求めることで一致しました。

立憲民主党の安住国対委員長は「森会長の辞任は当然で菅総理がリーダーシップを発揮する段階だ」と指摘した上で「世界が日本に向けている目は相当厳しい。菅総理からまったく危機感が表れてこないのが危機だ」と批判しました。