岸防衛相は防衛医科大学校の卒業式に出席し、新型コロナウイルス対応を含む自衛隊の医療・衛生業務を担うことになる卒業生を激励しました。

岸防衛相は訓示で、自衛隊の医官や看護官によるこれまでの新型コロナウイルスへの対応について、「重い任務を全うしてくれた」と振り返りました。その上で、卒業生にさらなる研さんを求めました。

岸防衛相「知識は身につけたそのときから古いものとなるでしょう。常に先進技術にも目を向け、我が国の医療水準の向上にも貢献できるような医療人を」

卒業式は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業生の家族や来賓の参列はなく、ライブ配信されました。今年の卒業生は医学科が７４人、看護学科が１０５人で、幹部候補生学校などを経て、自衛隊の各部隊や病院に配属されます。このうち、看護学科の３人は進路変更などを理由に自衛官に任官しないということです。