河野大臣 インスリン用注射器の調達検討へ
新型コロナウイルスワクチンをめぐり、インスリン用の注射器で1瓶から7回接種できると指摘されていることについて、河野担当大臣は、この注射器の調達を検討する考えを示しました。
ファイザーのワクチン接種をめぐっては、厚労省が確保した注射器では1瓶から5回しか接種できず、6回接種できる特殊な注射器の確保が課題となっています。
こうした中、京都の病院が8日、インスリンの注射器を使えば7回接種できると発表したことを受け河野大臣は調達を検討する考えを示しました。
河野大臣「インスリンの注射用に結構使用頻度の高いっていう話も聞いておりますので、そういう方にご迷惑をかけないように、余剰分があれば、調達も考えうると思って指示をしている」
河野大臣は、インスリンの注射器がある医療機関については適切な接種ができるか確認した上で、「やっていただいて全然構わない」と述べました。