日米防衛相会談 中国海洋進出など意見交換
バイデン政権になって初の日本とアメリカの外務・防衛閣僚協議「2プラス2」に先立ち、防衛大臣同士の会談が行われ、中国の海洋進出・海警法などで意見が交わされました。
岸防衛相「本日は東シナ海・南シナ海での中国の行動を中心に、地域情勢について意見交換し、また同盟の抑止力・対処力の強化にむけて日米がとるべき具体的な取り組みについて、幅広く議論したい」
オースティン国防長官は「我々はどんな挑戦にも共に対応していけると確信している」と応じ、中国が施行した海警法問題など地域情勢のほか、防衛装備や日米訓練の拡充などを話しあったとみられます。
一方、茂木外務大臣もブリンケン国務長官と初の対面形式での会談を行いました。新型コロナ対応や気候変動といった課題のほか、事態の悪化が続いているミャンマー情勢や北朝鮮情勢について議論されたとみられます。