19法案など誤り 野党が全法案確認求める
政府が国会に提出した法案の条文などに相次いで誤りが見つかっている問題で、野党側は全ての法案のチェックを求め、終了するまで衆議院での審議に応じない考えを与党側に伝えました。
立憲民主党・安住国対委員長「やっぱりもう少し、そのチェック機能を働かせたり、緊張感のある仕事をしてもらわないと、国民の霞が関に対する信頼は全く失われると思いますね」
政府が国会に提出した法案をめぐっては「デジタル改革関連法案」などでミスが見つかっていましたが、24日になって別の法案にも新たにミスが見つかり、これで合わせて19の法案などにミスがあったことになりました。
立憲民主党の安住国対委員長は、自民党の森山国対委員長と会談し、全ての法案でミスがないかチェックすることを求め、終了するまで衆議院の審議には応じない考えを示しました。森山氏も「極めて深刻であり、官邸も事態について相当深刻に受け止めてはいる」と話したということです。
また、公明党の山口代表も「度重なるミスを犯しているということは断じて許されない」と指摘しています。