公明・山口代表「解散は首相が決めること」
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自民党の二階幹事長が、野党が内閣不信任決議案を出した場合、菅総理大臣に衆議院の解散を進言したいと述べたことについて、公明党の山口代表は、「解散は総理が決めること」と述べました。
公明党・山口代表「解散するかどうかというのは、やはり総理大臣が決めること。内閣不信任案が出てどう判断するかも含めて、総理が判断すべきことだ」
山口代表は「解散は総理の専権事項」と述べ、二階氏の発言に釘を刺した形です。
山口代表は先週、菅総理と会談した際「当面はコロナ対応をしっかりやると確認した」と述べ、早期の解散に慎重な姿勢をあらためて示しました。
立憲民主党・安住国対委員長「第4波がもし起きて、これを防ぎきれなかった場合には、やっぱり重大な責任が、政治責任が菅総理には発生すると思います」
一方、野党3党は、感染が再び拡大した場合、内閣不信任決議案を提出する方針を確認しました。
立憲民主党の安住国対委員長は、「第4波を防げなければ総辞職に値する」と指摘しました。