“処理水放出”首相「風評被害対策に全力」
菅首相は、東京電力・福島第一原発でたまり続けている「処理水」の海洋放出を決定したことを受け、風評被害対策に全力を尽くす考えを示しました。
菅首相「風評被害により、地元の皆様がたの復興への希望が失われることがあってはなりません。科学的な根拠に基づく情報発信を含め、政府一体となって全力を尽くしてまいります」
菅首相は「6年以上かけて有識者が検討し、その方向性の中で地元に説明をして、本日に至っている」と指摘し「もうこれ以上は避けて通れない、そういう中で、判断をした」と説明しました。
また、自ら福島県民と対話して理解を求める考えがあるか問われ「内閣全体として責任をもって対応していきたい」と述べました。