自民党「こども庁」創設向け初会合
自民党は、子どもに関する政策の司令塔となる「こども庁」創設に向けた総裁直轄の本部を、13日に立ち上げ、6月にも政府への提言をまとめる方針を確認しました。
自民党・二階幹事長「すべてのこどもの未来に責任を持つのが我々自民党だという覚悟を持って問題に取り組んでまいりたいと思います」
自民党の「『こども・若者』輝く未来創造本部」は、菅首相が、「こども庁」創設に向けて党内での検討を進めるよう指示したことを受けて設置されたものです。
13日の初会合では、児童虐待への対策や幼稚園と保育園の一元化の問題などに取り組むべきなどの意見が出たということです。
自民党は「こども庁」創設を次の選挙の目玉政策に掲げたい考えですが、与党内からも、「新たな役所を作るだけでは意味がない」などと慎重な意見も出ています。
自民党では提言をとりまとめた上で、ことし6月にも策定される政府の経済財政運営の基本方針いわゆる「骨太の方針」に盛り込みたい考えです。