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与党側「速やかな採決を」国民投票法改正案

2021年4月15日 11:54
与党側「速やかな採決を」国民投票法改正案

憲法改正の手続きなどを定めた国民投票法改正案の審議が今の国会で初めて行われ、与党側は速やかな採決を求めました。

自民党・新藤義孝議員「本審査会における議論も、ここ2回の質疑で多くの与野党議員から指摘されているように、すでに尽くされていると、このように思っております。与野党が交わした合意に基づいて、速やかな採決を、早急に行っていただきますように」

立憲民主党・本多平直議員「こんな改正に合理性ない。まだまだ全然お答えになってないと思いますので、引き続き議論させてください」

改正案をめぐっては、自民党と立憲民主党が今の国会で「何らかの結論」を得ることで合意しています。15日の衆議院の憲法審査会でも与党側は「何らかの結論とは採決をすることだと衆目一致している」と速やかな採決を求めました。これに対して立憲民主党などは、早期の採決に慎重な姿勢を崩していません。

自民党幹部は「参議院での審議を考えると、できるだけ円満に進めたい」と話していて、今の国会での成立に向け、立憲民主党などの合意を得て採決を行えるかが焦点です。