新型コロナウイルスの感染者の郵便投票を可能にする法案が、１０日の衆議院本会議で、与党などの賛成多数で可決されました。今の国会で成立する見通しで、今月２５日に告示される東京都議会議員選挙でも適用されることになります。

法案は、新型コロナウイルスに感染し、自宅やホテルなどで療養している人や、海外から帰国してホテルなどで待機している人が、郵便で投票できるようにするものです。

８日、法案の条文に誤りが見つかり、採決が見送られていましたが、１０日の衆議院本会議に、誤りを訂正する正誤表が提出された上で採決が行われ、与党などの賛成多数で可決されました。

法案は、１６日が会期末の今の国会で成立する見通しで、今月２５日告示の東京都議会議員選挙でも適用されることになります。