公職選挙法違反の罪に問われていた元法務大臣の河井克行被告に対し、東京地裁が懲役３年の実刑判決を言い渡しました。判決を受け、自民党の二階幹事長は、紙でコメントを出しました。

二階氏は「政治の信頼を揺るがせるような事態を深刻に受け止めるとともに、引き続き党全体の規律の徹底と信頼回復に努めていく」と述べるにとどめていて、陳謝などはしていません。

立憲民主党・安住国対委員長「事実上、検察側の考えに沿った判決が出たわけですから、本当に悪質な買収事件だったというふうに我々としては判断いたします」

立憲民主党の安住国対委員長は、「安倍前総理大臣も二階幹事長も何ら説明していない」と指摘し、今後も自民党に説明責任を果たすよう強く求めていく考えを示しました。