河野ワクチン接種担当相は、新たな受け付けは停止している、職域接種について、これまでに受け付けた分については実施できるとの見通しを初めて示しました。

河野ワクチン担当相「（職域接種などで使用する）ワクチンの総量は（受け付けた分の）範囲内に収まっております。どこかの段階で打てるという状況ではあります」

河野ワクチン接種担当相は、会見で、職域接種などで使用するワクチンについて、申請を受け付けた数を精査した結果、自治体の大規模接種で使う種類を調整するなどの工夫をすれば、実施するのに十分な量のワクチンを確保していることを明らかにしました。その上で、受け付けた数は多く、ワクチンの配送には時間がかかると説明したものの、最終的には、必要とするワクチンはすべて企業などに届けられるとの見通しを示しました。

一方、一時停止している職域接種の受け付け再開については「どのタイミングで再開できるかは今の時点では申し上げられない」と述べ時期のメドは示しませんでした。これに先立ち、菅首相は職域接種について「すでに受け付けたものについては精査の上、対応する」と表明していました。