中国海軍の測量艦、屋久島周辺の日本の領海に侵入 艦艇侵入は今年3回目で最多に
中国海軍の測量艦1隻が15日朝、鹿児島・屋久島周辺の日本の領海に侵入しました。中国軍の艦艇が領海に侵入するのは今年に入って3回目で、1年間に侵入した回数としては過去最多です。
防衛省によりますと、15日午前7時20分頃、中国海軍の測量艦1隻が屋久島の南の日本の領海内に入りました。午前10時52分頃に鹿児島・口永良部島の西の領海から出て、西へと航行したということです。
「測量艦」は海底の形状などを測量する艦艇で、海上自衛隊の護衛艦などが情報収集や警戒監視にあたりました。
中国海軍の艦艇が日本の領海に侵入するのは今年に入って3回目で、1年間に侵入した回数としては過去最多です。
政府は、外交ルートを通じ中国側に懸念を伝えました。