小泉氏が麻生副総裁らと会談…総裁選各陣営、国会議員票獲得に向け動き活発化
自民党総裁選挙まであと2日です。小泉元環境大臣が麻生副総裁をはじめ党の有力者と相次いで会談するなど、各陣営は国会議員票の獲得に向けた動きを活発化させています。
各陣営が議員票獲得にシフトしているのも、党員による郵便での投票は24日、事実上終了したからです。
日本テレビは、自民党員歴およそ10年の水村さんを取材しました。投票用紙が届いて2、3日で投票をしたといいます。
水村義篤さん「9人出てるとかなり迷いますね。応援したりしている代議士さんが『この方を私は応援するからぜひお願いします』ということで」
投票は基本的に郵送で行われ、24日までの投函が推奨されているため、各陣営は党員投票は事実上終了したとみています。
こうした状況に議員票獲得に向けた動きが激しくなっています。
関係者によると、小泉候補は24日、麻生太郎副総裁、そして、自民党を離党したものの参議院安倍派の事実上トップ、世耕前参院幹事長ら有力者と相次いで会談しました。支援を求めたとみられます。
一方、石破候補は25日朝、陣営の選対会議を開き、「全身全霊を尽くす。最後までよろしくお願いを申し上げる」と支持拡大を訴えました。
高市候補は、宿舎にこもって電話で議員に対して支持を呼びかけています。
総裁選はこの3人を軸に展開する中、決選投票も視野に各陣営による切り崩しなど駆け引きが活発になっています。