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“解散”の自民党・安倍派、最後の議員総会 幹部への不満くすぶる

2024年2月1日 14:04
“解散”の自民党・安倍派、最後の議員総会 幹部への不満くすぶる
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受け、解散を決めている安倍派が自民党本部で最後の議員総会を開きました。

最大派閥の安倍派の議員が一堂に会するのは最後ですが、派内からは「解散しても政治責任は残る」など幹部に対する不満がくすぶり続けています。

安倍派・塩谷座長「スタートして、今年でちょうど45年になります。その歴史ある清和研(安倍派)を閉じなければならない。まさに断腸の思いでございます」

安倍元首相の死後、去年の8月から派閥のトップを務める塩谷座長は、キックバックなどの不記載について「長年にわたる事務的なミスリードで誤った処理を続けた」と述べ、所属議員に謝罪しましたが、会場からの拍手はまばらでした。

安倍派(清和政策研究会)は先月31日、過去5年間で6億7654万円の収支報告書の不記載があったことを明らかにしています。

1日の総会では今後の体制について議論し、中堅・若手議員を中心に残務処理を行う組織を立ち上げることを確認する予定です。

一方、派閥内からは「不記載が生じた経緯の説明が何もないままだ」など幹部に対する不満がくすぶっています。

派閥の解散後、塩谷氏やいわゆる「5人衆」など安倍派幹部がどうやって説明責任や政治責任を果たしていくかが焦点となります。

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