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政府“宣言”8道県追加決定へ 国会に報告

2021年8月25日 14:49
政府“宣言”8道県追加決定へ 国会に報告

政府は25日夕方、新たに北海道や愛知など8道県に緊急事態宣言を発出することを決定します。

政府は25日午後6時から対策本部を開いて、新たに北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の8道県に緊急事態宣言を発出することや、高知、佐賀、長崎、宮崎の4県にまん延防止等重点措置を適用することを決定します。期間はいずれも27日から来月12日までとします。

これに先立ち西村経済再生担当相が国会に報告し、質疑が行われています。

立憲民主党・大西健介議員「いわゆる野戦病院型施設の整備を急ぐべきと考えますけれども、その際オリパラ競技会場の転用というのは検討されませんでしょうか」

西村経済再生担当相「オリパラの競技会場につきましては、例えば、使われてる広いスペースの会場もありますので、そういった公共施設を活用することも1案として考えられるものと思います」

西村経済再生担当相は「感染力の強いデルタ株のまん延により、全国的にほぼ全ての地域でこれまで経験したことのない感染拡大が継続している」「医療提供体制は非常に厳しい状況にある」と指摘しました。

政府は、自宅療養中に亡くなるケースが増えていることから、都道府県と入院待機ステーションや酸素ステーションの整備、妊婦の入院対応の強化を進めます。