岸田氏 自民党総裁選に出馬の意向固める
来月末の任期満了に伴う自民党総裁選挙について、岸田前政調会長が立候補する意向を固め、自らが率いる派閥の幹部に伝えたことが分かりました。
岸田派の幹部によりますと、岸田氏は25日、派閥の幹部に対し「総裁選に立候補する方向で考えている」「正式に立候補を表明した場合には応援をお願いします」と伝えました。
総裁選は来月17日告示、29日投開票の日程が26日に決まる予定で、岸田氏は、正式に日程が決まり次第、立候補を表明する考えです。
総裁選には菅総理大臣が立候補する考えを明らかにしていて、岸田氏が立候補を表明すれば、複数の候補による総裁選が実施されることになります。総裁選には下村政調会長、高市元総務大臣も意欲を示していますが、立候補に必要な推薦人20人の確保が課題となります。
二階幹事長らがすでに菅総理の支持を表明する中、岸田氏がどこまで支持を拡大できるのかが焦点となります。