石破政権の肝いり政策である「防災庁」の2026年度中の設置に向け、有識者会議の初会合が行われました。

赤沢防災庁設置準備担当相
「防災庁の設置に向けて皆様のご経験、あるいは専門的な見地からのお力をフルにお借りしたい」

赤沢担当相はまた、南海トラフ地震などを念頭に「人命人権最優先の防災立国を早急に実現していく必要がある」と強調しました。

有識者会議にあたる「防災庁設置準備アドバイザー会議」は、防災や災害医療の専門家、災害ボランティアなど20人で構成され、事前防災や避難生活、防災でのデジタル技術の活用などについて議論することにしています。

会議は、ことしの夏をめどに、強化すべき防災施策の方向性やそのために必要な組織体制のあり方などについて取りまとめる予定です。