岸田首相、靖国神社に真榊奉納 参拝はせず
岸田首相は靖国神社の秋の例大祭にあわせ真榊(まさかき)と呼ばれる供え物を奉納しました。例大祭期間中の参拝は見送ります。
東京・九段の靖国神社では、17日から18日まで秋の例大祭が行われます。岸田首相は「内閣総理大臣・岸田文雄」の名前で供え物の「真榊」を奉納しました。
一方で、例大祭期間中の参拝は見送ります。安倍元首相や菅前首相も同様の対応を取っていたことからこれを踏襲した形です。
この他、閣僚としては後藤厚生労働大臣、若宮万博担当大臣が真榊を奉納しています。また、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーは、コロナ禍ということで代表者のみが参拝しました。
さらに、つい先ほど菅前首相も参拝しました。参拝後、菅前首相は「国のために尊い命を捧げられたご英霊に対し、尊崇の念を表し、御霊のご冥福をお祈り申し上げた」と述べました。首相在任中の去年は真榊の奉納のみで、参拝は見送っていました。