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解説 マイナポイント“最大2万円分”付与

2021年11月10日 19:23
解説 マイナポイント“最大2万円分”付与
自民党と公明党は10日、「マイナポイント」を“段階的”に最大で「2万円分」付与することで合意しました。どういう内容なのか、詳しくお伝えします。

「マイナポイント」とは、「マイナンバーカード」と様々なキャッシュレス決済を紐付けることで利用できるポイントのことです。

今年4月末までにマイナンバーカードを作った人は、紐付けたキャッシュレス決済で、今年中に買い物やチャージをすることで、1人あたり最大で5000円分のポイントをもらうことができます。

そのマイナポイントが今回、段階的に、最大で2万円分付与される見通しとなりました。今までの取り組みを拡大した形になっています。

詳しい内容は今後、調整されることになりますが、現時点で分かっているのは、今回、新たにマイナンバーカードを取得し、キャッシュレス決済と紐付けした人は、これまでと同様に、最大5000円分のポイントが付与される見通しです。

そして今回、拡大される取り組みが、カードを健康保険証として利用することで7500円分付与され、カードを預貯金口座と紐付けることで、さらに7500円分が付与されます。つまり、1人あたり合わせて最大2万円分のポイントをもらうことができるようになる見通しです。

既にポイントを受け取った人や、マイナンバーカードは持っているが、ポイントを受け取っていない人については、詳しい内容が決まっておらず、今後の調整になりますが、与党幹部は「公平性を考慮した制度にしたい」と話しています。

与党は19日に取りまとめる新たな経済対策に盛り込んだ上で、マイナンバーカードの普及と、消費の拡大につなげたいとしています。