今月３０日に行われる立憲民主党の代表選挙をめぐり、泉健太政調会長が出馬会見を行いました。

泉政調会長は、立憲民主党への負のイメージから脱却し、改革という、前向きなイメージへの転換を目指す考えを示しました。

泉政調会長「我が党が背負ってしまっている負のイメージを、やはり前向きなイメージに転換していかなければいけない。党改革の先頭に立ちたいということで、私は今回、立候補させていただく決意を今しております」

泉政調会長は、「普通の安心が得られる社会」を目指すことを掲げ、医療・保育などベーシックサービスの充実や雇用の安定などに取り組む考えを示しました。

衆院選での野党共闘については「一定の成果を出すこともできた」とする一方、「立憲民主党に期待される支持層の獲得、戦い方というものを再構築していく必要がある」と指摘し、「選挙協力のあり方については今後、各党と協議する」と述べました。

一方、立候補に意欲を示す西村智奈美衆議院議員は１７日午後、会見します。午前中には所属するグループの会合に出席し、推薦人２０人の確保を目指し調整を続けています。

さらに、立候補の意向を表明した逢坂誠二衆議院議員は、所属する党内最大グループの会合に出席しました。１７日午後、出馬会見を行います。

代表選をめぐっては、大串博志役員室長と小川淳也衆議院議員も１９日の告示に向け立候補を調整しています。