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「ご自身の判断で適切に」岸田首相が細田議長へのコメント控える

2022年9月29日 18:07
「ご自身の判断で適切に」岸田首相が細田議長へのコメント控える

いわゆる統一教会との関係を指摘されていた細田衆議院議長が、教団の総裁が参加する会合への出席などを認める文書を公表したことを受け、岸田首相は「ご自身の判断で適切に対応されるべきものであり、コメントは差し控える」と述べました。

岸田首相は細田議長について、「ご自身と旧統一教会との関係について説明する書面を公表されたことは承知している」としたうえで、「三権の長たる議長として、ご自身の判断で適切に対応されるべきものであり、コメントは控える」と述べました。

その後、記者団から細田議長が自民党の候補者として当選していることについて、自民党の総裁としての考えを問われ、岸田首相は「三権の長(細田議長)に対して、自民党の総裁(岸田首相)が例えば指示をするとか何か働きかけるということは三権分立の考え方からしても、いろいろな問題を含み、考えなければいけない」
「三権の長の重みということを考えて、関係者はそれぞれの対応を考えるべき」と述べて、細田議長に対し、自身がさらなる説明などを求めることには慎重な考えを示しました。