いわゆる統一教会主催のイベントに出席していたことが確認された山際経済再生相について、野党からは、辞任を求める声が相次ぎました。

立憲・泉代表「もう、もはや辞任を求める声というのは野党の人から来る声ではありません。多くの国民から届いている声だと思いますので、山際大臣にはその声に向き合っていただきたい」

山際経済再生相について、泉代表は「説明をころころ変える。大臣としての資質がないと言わざるを得ない」などとして、辞任すべきとの考えを示しました。

さらに岸田首相についても「何のための内閣改造だったのか。当然、任命責任がある」として、今後も厳しく追及していく構えです。

また、共産党の志位委員長も「できるだけ隠蔽（いんぺい）しようとする人物に閣僚の資格があるわけがない」などと指摘し、山際経済再生相は辞任すべきとの考えを示しました。

野党の辞任要求について、松野官房長官は会見で、いわゆる統一教会との関係については岸田首相から閣僚に対し、点検をすると共に厳正に見直すよう、指示が出ていると改めて説明しました。その上で、「結果については、それぞれの政治家としての責任において、適切に説明すべき」と述べました。