自民党の麻生副総裁は、先週行われた韓国の尹錫悦大統領との会談について、「日韓首脳会談の前さばきの一環だった」と説明しました。

自民党の麻生副総裁は7日、自民党の役員会に出席し、先週、韓国のソウルで行われた尹錫悦大統領との会談について説明しました。

茂木幹事長によりますと、麻生副総裁は「日韓首脳会談が適切なタイミングで実現できるよう前さばきの一環を担わせていただいた」と述べたということです。また、麻生副総裁は「直接会って話し合うことは大変有意義」「日韓関係の正常化は厳しさを増す安全保障環境にある地域の安定にとっても極めて重要だ」と強調したということです。

岸田総理大臣と尹大統領は今年9月、米・ニューヨークで短時間、「懇談」していますが、今後、対面での正式な日韓首脳会談が実現すれば2019年12月以来3年ぶりのこととなります。