岸田首相 認知症の政府会議、来月発足の考え示す「本人、ご家族も参加して」 群馬・伊勢崎市の介護施設を視察
岸田首相は、群馬県伊勢崎市にある認知症の人を受け入れている介護施設を視察し、認知症の人や家族らも参加する政府の会議を来月、発足させる考えを示しました。
岸田首相は、認知症の人を受け入れている介護施設を訪れ、認知症の人や家族らと意見交換をしました。
岸田首相「来月には認知症の方、ご本人ですとか、ご家族ですとか、さらには有識者の方々に参加していただきまして、会議体、会議をスタートさせたい」
岸田首相は、このように述べ、認知症の人らも参加する会議を立ち上げ、政府として認知症の施策について検討を進める考えを表明しました。
さらに「施策を進めるためには、認知症の方への正しい理解を深めるための啓発と、認知症の方々、本人による発信が大きな柱だ」と強調しました。
その上で「すべての方が生きがいを感じられる、多様性や包摂性を大切にできる社会を実現していきたい」と訴えました。