自民・茂木幹事長 安全保障「緊張感を持って取り組む必要ある」
自民党の茂木幹事長は15日、茨城県水戸市で行われた党の会合で講演し、「ウクライナの問題は決して対岸の問題ではない。我が国を取り巻く安全保障環境は、中国、北朝鮮、大変厳しくなってきてるわけであり、より緊張感を持って取り組む必要がある」と述べました。
そのうえで、茂木幹事長は「来年度予算では防衛費について6兆円の半ばを確保する」と述べ、防衛費を拡充する考えを示しました。
さらに、北朝鮮の弾道ミサイルに対する防衛も重要との認識を示したうえで、「反撃能力をしっかりと保有することが不可欠になってくる」と述べ、防衛力強化の必要性を強調しました。
また、茂木幹事長は原油価格の高騰に対し、「現実的なエネルギー政策をしっかりと作っていかなくてはならない」と述べ、原発の再稼働に前向きな考えを示しました。