全国で発生している広域強盗事件や特殊詐欺事件を受け、政府は、SNSで実行犯を募る、いわゆる「闇バイト」を取り締まる「緊急対策プラン」を決定しました。

岸田首相「最近、SNSを使って実行犯を募集する、闇バイト強盗といわれる強盗事件が、各地で発生しています。国民の皆様の安全安心な暮らしを守り抜くことが、政府の最大の責務です」

政府は17日、犯罪対策閣僚会議を開き、「緊急対策プラン」を決定しました。

緊急対策プランでは、SNS上で強盗や特殊詐欺の実行犯を募る「闇バイト」に関する情報を警察によるサイバーパトロールで発見し、取り締まるとともに、インターネット事業者に対して削除を働きかけるとしています。

また、「闇名簿」を犯罪者グループに提供する業者や個人をあらゆる法令で取り締まるほか、個人情報を取り扱う事業者に対し、従業員教育を徹底することを求めていくということです。