リオ五輪代表・塩尻vs東京五輪代表・三浦 順大の先輩後半対決で勝負をわけたプラン変更
塩尻和也選手(左)と三浦龍司選手(右)【写真:和田悟志】
◇第106回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走、福岡市・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコース(1周2km)
日本選手権大会クロスカントリーが26日に行われ、シニア男子10kmで、大学在学中にオリンピアンとなった塩尻和也選手(富士通)と三浦龍司選手(順天堂大学3年)が優勝争いを繰り広げました。
順天堂大学の“先輩後輩”という関係の2人。
塩尻選手は、在学中、箱根駅伝で4年連続“花の2区”を担い、大学4年時には当時の日本選手歴代最高記録となる1時間6分45秒をマーク。また、大学2年時に3000m障害でリオデジャネイロ五輪に出場しました。
対する三浦選手も、ここまで3年連続で箱根駅伝に出場。21年の東京五輪では、3000m障害に出場し、日本人初となる7位入賞を果たしました。
塩尻選手は、「本当はもう少し後になってから先頭に出ようと思っていた」と、後半勝負のレースプランを描いていましたが、先頭集団のペースが思ったよりも上がらないと見るや、2周回目から先頭に立ち、積極的にレースを組み立てました。
そして、6km過ぎからは三浦選手との一騎討ち。
塩尻選手「前に出たからには、そのまま逃げ切るしかなかった。ずっと(三浦選手を)離そうと思って走っていたら、離れてくれました」
7km過ぎからじわりじわりと三浦選手を引き離した塩尻選手、最後は13秒差を付けて、順天堂大学の先輩後輩対決を制しました。
フィニッシュタイムは29分15秒。前回の松枝博輝選手(順天堂大学OB)に続く、富士通勢の優勝となりました。
塩尻選手は「今回が3回目の挑戦で、しっかり優勝することを狙っていたので、優勝できてうれしいです」と喜びを口にしました。
今大会には、トラックシーズンに向けたトレーニングの一環として出場した塩尻選手。今夏のブダペスト世界選手権は、3000m障害ではなく、10000mでの出場を目指していて、日本代表選手選考競技会となる5月4日の『第34回ゴールデンゲームズinのべおか』に向けて弾みを付けました。
日本選手権大会クロスカントリーが26日に行われ、シニア男子10kmで、大学在学中にオリンピアンとなった塩尻和也選手(富士通)と三浦龍司選手(順天堂大学3年)が優勝争いを繰り広げました。
順天堂大学の“先輩後輩”という関係の2人。
塩尻選手は、在学中、箱根駅伝で4年連続“花の2区”を担い、大学4年時には当時の日本選手歴代最高記録となる1時間6分45秒をマーク。また、大学2年時に3000m障害でリオデジャネイロ五輪に出場しました。
対する三浦選手も、ここまで3年連続で箱根駅伝に出場。21年の東京五輪では、3000m障害に出場し、日本人初となる7位入賞を果たしました。
塩尻選手は、「本当はもう少し後になってから先頭に出ようと思っていた」と、後半勝負のレースプランを描いていましたが、先頭集団のペースが思ったよりも上がらないと見るや、2周回目から先頭に立ち、積極的にレースを組み立てました。
そして、6km過ぎからは三浦選手との一騎討ち。
塩尻選手「前に出たからには、そのまま逃げ切るしかなかった。ずっと(三浦選手を)離そうと思って走っていたら、離れてくれました」
7km過ぎからじわりじわりと三浦選手を引き離した塩尻選手、最後は13秒差を付けて、順天堂大学の先輩後輩対決を制しました。
フィニッシュタイムは29分15秒。前回の松枝博輝選手(順天堂大学OB)に続く、富士通勢の優勝となりました。
塩尻選手は「今回が3回目の挑戦で、しっかり優勝することを狙っていたので、優勝できてうれしいです」と喜びを口にしました。
今大会には、トラックシーズンに向けたトレーニングの一環として出場した塩尻選手。今夏のブダペスト世界選手権は、3000m障害ではなく、10000mでの出場を目指していて、日本代表選手選考競技会となる5月4日の『第34回ゴールデンゲームズinのべおか』に向けて弾みを付けました。
最終更新日:2024年11月8日 17:46