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【競歩・日本選手権】「世界選手権で金メダルを」“みちょぱのはとこ”池田向希が初Vで世界選手権代表内定

2023年2月19日 10:48
【競歩・日本選手権】「世界選手権で金メダルを」“みちょぱのはとこ”池田向希が初Vで世界選手権代表内定
日本選手権で初優勝した池田向希選手
◇第106回日本陸上競技選手権大会20km競歩(19日、兵庫・六甲アイランド)

19日、兵庫・六甲アイランドで20キロ競歩の日本選手権が開催されました。今大会は、8月にハンガリーで開催されるブダペスト世界選手権の代表権をかけた重要なレースです。

大会初優勝を目指す池田向希選手は、東京五輪で銀メダル、去年7月の世界選手権でも銀メダルを獲得した世界トップレベルのウオーカー。モデルの“みちょぱ”こと池田美優さんのはとことしても知られています。

この日の気温は14度。強い風が吹き、雨が降る難しいコンディションの中、午前8時50分に号砲となりました。

レースは序盤、先頭が激しく入れ替わる展開。5キロで池田選手と大会6連覇をねらう高橋英輝選手が飛び出すと、一騎打ちに。

16キロすぎで池田選手が一気にスピードアップ。そのまま高橋選手を引き離し、今季世界最高となる1時間18分36秒(速報値)で優勝。世界選手権の参加標準記録(1時間20分10秒)を突破し、代表に内定しました。

レース後、池田選手は「風を利用し、向かい風で前に出て、消耗戦に持ち込めた。世界選手権では金メダルをとりたい」とコメント。世界選手権でのさらなる活躍を誓いました。また、2位に入った高橋選手も世界選手権の代表に内定しています。