松本総務大臣は、暗証番号の設定をしなくてもマイナンバーカードを交付できるようにする考えを示しました。

マイナンバーカードの交付を受けるには暗証番号を設定する必要がありますが、高齢者らからは暗証番号の管理に不安があるとの声も上がっています。

松本総務大臣は会見で、こうした声に対応するため、暗証番号の設定をしなくてもマイナンバーカードを交付できるようにする考えを示しました。11月ごろの開始を目指し、高齢者のカード取得をうながしたい考えです。

ただ、暗証番号を設定しないと、各種証明書をコンビニで取得できなくなるなど、サービスが制限されるほか、マイナカードを健康保険証として使う際には顔認証や目視で本人確認する必要があります。