中国との関係「“私自身も含め”あらゆるレベルで緊密に意思疎通」 岸田首相が記者会見で表明
岸田首相は21日の記者会見で、中国との関係について「『建設的かつ安定的な関係』の構築を双方の努力で進めていくため“私自身も含め”あらゆるレベルで緊密に意思疎通を図っていく」と述べました。
北朝鮮については「首脳会談を早期に実現すべく、首相直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と改めて強調しました。また「拉致問題の解決に向けて全力で果断に取り組む。あらゆる外交手段をフル活用し、国際社会の平和と安定に貢献していくとともに、日本にとって最もふさわしい形での、国際秩序の維持・強化に努める」と述べました。
岸田首相はまた、諸般の事情が許せば、7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席し、その後、ベルギーに移動して日・EU首脳会談を行うと発表しました。またその後、中東のサウジアラビア、UAE、カタールの3か国を訪問することもあわせて表明しました。