LINEヤフーに「行政指導行う」 松本総務相が明らかに
LINEヤフーで利用者の情報などおよそ51万件が漏洩したとみられる問題をめぐり、松本総務相は5日、行政指導を行うことを明らかにしました。
松本総務相は5日朝の記者会見でLINEヤフーに対して「利用者の利益が確実に保障されるよう行政指導を行うことした」と明らかにしました。
5日昼前、LINEヤフーの出澤社長を呼び、今川総合通信基盤局長らが行政指導文書を手渡す予定です。
LINEヤフーは先月までに利用者の情報などおよそ51万件が流出した可能性があると発表しており、松本総務相は「重大な事案が発生したことは誠に遺憾で、今回の問題を大変重く受け止めている。再発防止の徹底、利用者利益の確実な保護を厳しく求めていきたい」と説明。
LINEヤフーに対し具体的な取組状況などを少なくとも1年間、総務省に報告させ、同じようなことが起きればより厳しい措置をとる考えを示しました。
LINEヤフーは「ご心配、ご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。今回の指導を真摯に受け止め、再発防止策を講じ、皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。