安倍元首相の「国葬」行われる、約4200人参列 一般献花には約2万3000人
今年7月、参議院選挙の期間中に銃撃され亡くなった安倍元首相の国葬が27日、東京・千代田区の日本武道館で行われ、およそ4200人が参列しました。
国葬には葬儀委員長の岸田首相や衆参両院の議長、最高裁判所長官のほか、国会議員や各界の代表、海外の要人らが参列しました。また、皇族方は、秋篠宮ご夫妻をはじめ7人が参列されました。
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葬儀委員長・岸田首相
「安倍さん、あなたは、まだまだ、長く、生きていてもらわなければならない人でした」
「あなたが敷いた土台のうえに、持続的で、すべての人が輝く包摂的な日本を、地域を、世界をつくっていくことを誓いとしてここに述べ、追悼の辞といたします」
友人代表・菅前首相
「覚悟と、決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは、常に笑顔を絶やさなかった。いつも、まわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8か月。私は本当に幸せでした」
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政府は、国葬終了後、4183人が参列したと発表しました。
また、一般向けの献花台が会場近くの九段坂公園に設けられ、内閣府によると、午後6時の時点で、およそ2万3000人が献花に訪れたということです。