「アベノマスク」提供希望 余剰枚数上回る
新型コロナウイルス対策で政府が配布した布マスク、いわゆる「アベノマスク」が大量に余っていた問題で、自民党の安倍元首相は派閥の会合で、余っていた枚数を上回る提供希望が寄せられたことを明らかにしました。
安倍元首相
「大変色々と皆さまにご心配をお掛けしておりました、安倍政権当時に国民の皆様に配布を致しました、布マスクでございます。通称、別の名前もございますが、これをあえて私が言うとですね、そこだけ切り取られますので言いませんが、布マスクの在庫問題というのがあったんですが、7900万枚在庫がございました。これを廃棄するという決定があったんですが、28日まで締め切りでですね、希望者を募ったところ、2億8000万枚の希望がございました」
安倍元首相はこのように述べた上で在庫費用がかさんでいると政府が批判されていたことを念頭に、「もっと早くやってほしかった」と指摘しました。