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空自2023年度スクランブル669回 前年度より109回減少も…

2024年4月19日 14:11

防衛省は、航空自衛隊が2023年度に実施したスクランブル(=緊急発進)の回数が669回だったと発表しました。前年度に比べ109回、減少していますが、防衛省は「あくまでも高い水準であり引き続き警戒が必要だ」と分析しています。

今回のスクランブル回数の内訳ですが、中国機に対するものがおよそ72%でした。無人機が与那国島と台湾との間や日本海で飛行するのを初めて確認したなど、中国機の活動範囲の拡大、活発化を示す事例がみられたということです。

一方、ロシア機はおよそ26%を占めました。

木原防衛大臣は「我が国周辺区域における中国機およびロシア機の活発な活動は継続している」との認識を示した上で、「引き続き警戒監視に万全を期す」と述べました。