新型コロナウイルスワクチンの自衛隊が運営する大規模接種会場について、東京会場に続き、大阪会場でも1日あたりの接種人数を2500人程度まで増やす方向で調整していることがわかりました。

自衛隊が運営する大阪の大規模接種会場は、４日午後6時から予約を開始し、今月7日から接種が再開する予定です。

現在1日あたり960人に接種する予定ですが、政府関係者によりますと、今月14日からおよそ2.5倍にあたる2500人程度まで増やす方向で調整しているということです。

ただ、7日から使用する予定の会場では十分な場所が確保できないことから、追加のおよそ1500人分については、新たに別の会場を設けるとしています。

この接種人数の拡大について政府は、週明けにも発表する方針です。

大規模接種会場の接種人数をめぐっては、東京会場の予約が短時間で埋まったことから与野党から接種人数を増やすよう求める声が上がっていて、今月2日には東京会場の接種枠の拡大を決めています。