日英首脳が会談 ロシア制裁やウクライナ支援に尽力など確認
イギリスを訪問中の岸田首相はジョンソン首相と会談し、G7が結束して国際社会を主導し、ロシアへの制裁やウクライナ支援に尽力することを確認しました。
岸田首相「ウクライナ情勢への対応では、これまでもG7が中心となって、国際社会の取り組みを主導してきました。世界の平和秩序を守り抜くため、今こそ一層、G7の結束を強固なものとしていかなければならない」
また、岸田首相はロシアに対し、追加の経済制裁を行うと発表しました。資産凍結の対象となる個人や銀行を拡大し、量子コンピューターの輸出なども禁止します。
また、日英両政府は、自衛隊とイギリス軍がお互いの国で共同訓練を行う際の手続きなどを定める、「日英円滑化協定」締結について大枠で合意しました。
両首脳は、岸田首相が持参した福島県産のポップコーンを食べ、ジョンソン首相は、日本産食品への輸入規制を6月末までに撤廃する方針を表明しました。
