広瀬めぐみ議員 不倫報道を「事実」と認める 涙浮かべ謝罪も…離党や辞職はせず
不倫疑惑が報じられていた自民党の広瀬めぐみ参議院議員が5日、不倫を事実と認めた上で謝罪しました。時折、涙を浮かべながら説明したことは――
◇
自民党 広瀬めぐみ議員(57)(岩手・盛岡市、5日午後)
「国民のみなさまからの信頼を損ない、ご迷惑をおかけしてしまったことにつき、おわびの言葉もございません。本当に誠に申し訳ございませんでした」
声を震わせ、涙を浮かべながら謝罪したのは、自民党の広瀬めぐみ参議院議員です。夫以外の男性と去年10月に、都内のホテルに宿泊したなどと不倫疑惑が報じられていましたが5日、改めて報道を事実と認めました。
自民党 広瀬めぐみ議員(57)
「相手の方との関係については、報道されているとおり事実でございます」
不倫したとされる日の翌日、広瀬議員は、国会で何度も大きなあくびをしたり、寝ているような様子もみられました。
◇
自民党 広瀬めぐみ議員(岩手・盛岡市、5日午後)
「子どもたちにもつらい思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
弁護士資格を持つ57歳で、2人の子どもの母親でもある広瀬議員。2022年の参院選で初当選し、岩手選挙区では30年ぶりに自民党に議席をもたらしました。
去年の夏に、自民党女性局の議員がフランス研修中にSNSに写真を投稿し、炎上した際、広瀬議員はルーブル美術館の前でピースサイン。これから1年もたたないうちに、今度は不倫で批判の目にさらされることになりました。
◇
5日の会見では…
「こちらですいません、打ち切らせていただいて」
――離党はないということですか?
――議員辞職に加えて離党もない?
広瀬めぐみ議員
「ございません」
広瀬議員は、党から厳重注意を受けたものの、議員を続け、離党もしないと述べました。報道について多くを語ることなく、公務を理由に7分ほどで会見を打ち切りました。
(3月5日放送『news zero』より)