野党側、自衛隊派遣めぐり政府を追及 能登半島地震で国会集中審議
国会では、能登半島地震に関する集中審議が行われています。野党側は自衛隊派遣をめぐる政府の判断を追及しています。中継です。
立憲民主党の杉尾議員は、発災直後の自衛隊派遣についてタイミングが遅く、人数も少なかったのではと、政府の対応を批判しました。
立憲民主党 杉尾秀哉議員
「自衛隊の派遣、今回は明らかに遅いし、少ないというふうに言わざるを得ません」
岸田首相
「自衛隊においても、発災直後から情報収集に努めるとともに、現地の輪島駐屯地においては、部隊において約1000人の被災者を収容するなど取り組みを行い、そして倒壊家屋からの生存者の対応を行いました」
岸田首相は、地震が日没直前の発生だったことや、半島で起きたことによる地理的な制約で、「情報収集に大きな困難が生じた」としながらも、「初動対応に遅れがあったことはない」と強調しました。
一方、参議院予算委員会の末松委員長が、所属する自民党・安倍派の裏金事件を受け、辞意を表明しました。
岸田首相は、政治と金の問題を深刻に受け止め、強い危機感を感じているとして、「国民の皆様にお詫び申し上げる」と陳謝しました。そのうえで「委員会の運営に影響が出るということを重く受け止めなければならない」と述べました。
立憲民主党の杉尾議員は、発災直後の自衛隊派遣についてタイミングが遅く、人数も少なかったのではと、政府の対応を批判しました。
立憲民主党 杉尾秀哉議員
「自衛隊の派遣、今回は明らかに遅いし、少ないというふうに言わざるを得ません」
岸田首相
「自衛隊においても、発災直後から情報収集に努めるとともに、現地の輪島駐屯地においては、部隊において約1000人の被災者を収容するなど取り組みを行い、そして倒壊家屋からの生存者の対応を行いました」
岸田首相は、地震が日没直前の発生だったことや、半島で起きたことによる地理的な制約で、「情報収集に大きな困難が生じた」としながらも、「初動対応に遅れがあったことはない」と強調しました。
一方、参議院予算委員会の末松委員長が、所属する自民党・安倍派の裏金事件を受け、辞意を表明しました。
岸田首相は、政治と金の問題を深刻に受け止め、強い危機感を感じているとして、「国民の皆様にお詫び申し上げる」と陳謝しました。そのうえで「委員会の運営に影響が出るということを重く受け止めなければならない」と述べました。