【衆院選】自民福岡9区は支部長を置かず 10区とともに保守分裂の可能性
次の衆議院議員選挙に向けて、自民党本部は福岡9区について支部長を置かないことを決めました。
自民党は、福岡9区と10区で、次の衆院選に向けた公認候補予定者となる支部長が不在の状況が続いていました。
自民党福岡県連によりますと、党本部は16日、福岡9区について支部長を置かないことを決め、県連が推していた参議院議員の大家敏志(56)氏は選ばれませんでした。
■参議院議員・大家敏志氏(56)
「これまでの経緯、経過からして、私も腑に落ちませんし、地元がそれでは納得いきませんというお答えをさせていただきました。」
また、福岡10区については、福岡県議会議員の吉村悠氏(38)を支部長に決定しました。
一方、自民党の北九州市議会議員の三原朝利氏(45)と大石仁人氏(38)が16日、それぞれ福岡9区と10区から出馬する意向を改めて示していて、保守分裂となる可能性があります。