衆院選の福岡県の推定投票率は51.46パーセントでした。前回の2021年が52.12パーセントでしたので、これを下回る低い水準です。

自民党の裏金問題に端を発する政治とカネの問題に国民の関心が集まりましたが、政治や選挙そのものに対する関心が高まったかと言えば、そうとは言えない結果だと思います。

物価高対策をはじめとする生活に密着した政策論争が深まったとは言えず、政治に対する期待や信頼は高まりませんでした。そのため投票率は前回に続き、低水準にとどまったといえそうです。