【衆院選】自民党県連が福岡4区の公認申請を見送り 党本部に一任を決定 現職と県議が出馬の意向 福岡9区は「くら替え」参院議員を公認申請
衆院選へ動き
衆議院選挙をめぐり、自民党福岡県連は福岡4区の公認申請を見送り、党本部に判断を一任することを決めました。福岡4区には自民党から、“裏金問題”があった現職と、福岡県議会議員の2人が、出馬の意向を示しています。
自民党福岡県連は4日の執行部会で、福岡県内11選挙区の公認候補について話し合いました。党本部は各都道府県連に対し、7日までに公認申請を行うよう指示しています。
審議の後、福岡県連の原口剣生会長が報道陣の取材に応じました。
■自民党福岡県連・原口剣生会長
「福岡4区、これについては宮内さんと吉松さんのお二方の公認・推薦をお願いしたいとのことで(地域)支部で(意見が)分かれています。」
福岡市東区の一部や宗像市などを選挙区とする福岡4区をめぐっては、自民党から現職の宮内秀樹衆議院議員と福岡県議の吉松源昭氏の2人が出馬の意向を示しています。
県連としては、地元の意見が割れていることを踏まえ、いずれも公認申請を見送り、党本部に判断を一任することを決めたということです。
宮内氏は寄付金の不記載が判明したいわゆる“裏金議員”の一人です。党の執行部は今回、”裏金議員”について基本的には公認する方向で検討しています。
FBSの取材に対し宮内氏は4日、「党本部で自分の公認手続きが進むという認識なので、我々としては選挙に向けた準備を進めるだけ」とコメントしました。
これに対して吉松氏は。
■福岡4区から立候補予定・吉松源昭県議
「石破新総裁がしっかりと地域の意見を受け止めてくれることを期待しています。」
また、自民党福岡県連は北九州市の西部を選挙区とする福岡9区について、衆議院への「くら替え」を目指す大家敏志参議院議員を党本部に公認申請すると発表しました。
大家氏は去年、県連が行った9区の支部長を選ぶ党員投票で大差でトップになりましたが、当時の党執行部からは、くら替えを認めない方針が伝えられていました。
福岡県連の原口会長らは今週、東京で党の新たな執行部に面会し、大家氏を公認候補とするよう要請しています。
自民党福岡県連は4日の執行部会で、福岡県内11選挙区の公認候補について話し合いました。党本部は各都道府県連に対し、7日までに公認申請を行うよう指示しています。
審議の後、福岡県連の原口剣生会長が報道陣の取材に応じました。
■自民党福岡県連・原口剣生会長
「福岡4区、これについては宮内さんと吉松さんのお二方の公認・推薦をお願いしたいとのことで(地域)支部で(意見が)分かれています。」
福岡市東区の一部や宗像市などを選挙区とする福岡4区をめぐっては、自民党から現職の宮内秀樹衆議院議員と福岡県議の吉松源昭氏の2人が出馬の意向を示しています。
県連としては、地元の意見が割れていることを踏まえ、いずれも公認申請を見送り、党本部に判断を一任することを決めたということです。
宮内氏は寄付金の不記載が判明したいわゆる“裏金議員”の一人です。党の執行部は今回、”裏金議員”について基本的には公認する方向で検討しています。
FBSの取材に対し宮内氏は4日、「党本部で自分の公認手続きが進むという認識なので、我々としては選挙に向けた準備を進めるだけ」とコメントしました。
これに対して吉松氏は。
■福岡4区から立候補予定・吉松源昭県議
「石破新総裁がしっかりと地域の意見を受け止めてくれることを期待しています。」
また、自民党福岡県連は北九州市の西部を選挙区とする福岡9区について、衆議院への「くら替え」を目指す大家敏志参議院議員を党本部に公認申請すると発表しました。
大家氏は去年、県連が行った9区の支部長を選ぶ党員投票で大差でトップになりましたが、当時の党執行部からは、くら替えを認めない方針が伝えられていました。
福岡県連の原口会長らは今週、東京で党の新たな執行部に面会し、大家氏を公認候補とするよう要請しています。
最終更新日:2024年11月5日 16:32