広島 被爆80年に湯崎知事「核兵器廃絶の機運高める」
広島県の湯崎知事は、今年初めてとなる定例会見を開き、被爆80年の年にかける意気込みを語りました。
■湯崎英彦広島県知事
「核兵器のない平和な世界を実現する決意を新たにする機会として非常に重要な節目の年だと。(日本)被団協のノーベル平和賞受賞もありましたので、そこともあわせて(核兵器)廃絶に向けた国際的な機運を高めていきたいと」
広島県は、国内外から影響力のある各界のリーダーたちを集めた会議を開くなどし、核兵器廃絶を訴える方針です。一方、3月に開かれる核兵器禁止条約の締約国会議については、日本政府にオブザーバー参加し、核兵器保有国と非保有国の橋渡し役を果たすよう求め、「力強いリーダーシップを発揮してほしい」と述べました。
【2025年1月14日放送】
最終更新日:2025年1月14日 19:42