眉山山頂付近の活性化を目指している徳島市は、これまでに学識経験者らでつくる「眉山活性化委員会」と、市民の意見を聞く「びざんミーティング」を開くなどして、基本方針の検討を進めていました。

2月19日に発表された素案では、目指すべき眉山の未来を「見るだけでなく楽しみながら滞在できる緑と景観のシンボル」と、位置付けています。

具体的には、やぐら形の星空展望台や遊具を設置するなどして子どもが楽しめる広場や、キャンプ施設の整備を検討するとしています。

また、眉山公園の年間の来園者を、現在の40万8000人から10年後に60万人に増やすことや、滞在時間を30分から2時間に延ばす数値目標も盛り込んでいます。

市は、今後パブリックコメントを実施し、2025年6月ごろに基本方針を策定する予定です。