特集は衆議院選挙、きょうは激戦となっている青森3区の候補者4人に政策や考えを聞きました。
まずは「政治の信頼回復に向けた具体策」についてです。

自民党の前の議員 木村次郎さんは不断の政治改革に取り組み、使い道の報告義務がない政策活動費は透明性を確保し、それを監査する第三者機関の設置を進める考えです。

★自民・前　木村次郎 候補
「私も当事者であったということを深くお詫びを申し上げたい　その上で政治改革には終わりはなしという思いで、まずはですね基本的には透明性の確保　そして国民目線という観点から不断の見直しを行っていかなくてはならない」
「また政策活動費のより明確化、そしてまた監視、チェックする第三者機関の速やかな設置、こういったところは与野党ともにですね　速やかに議論を加速していかなくてはいけない」

立憲民主党の新人　岡田華子さんは会計責任者だけでなく議員も処罰される「連座制」を導入した政治資金規正法に改正することや、自民党の不記載問題の再調査が必要と訴えます。

★立憲・新　岡田華子 候補
「本当に自民党の裏金に対する対応はもう驚くほどお粗末だと思うんですね　政治資金規正法の改正もやりましたけれど、もう希代のザル法というか子供たちに恥ずかしくて説明できないようなそんな法律ができあがってしまった　政治資規正法の再改正は必須　そして連座制　裏金の背景の再調査ですよね　真相究明真相解明を進めていくそれが絶対だと思います」

無所属の新人　其田寿一さんは政治資金の使い道は全面公開し、政党助成金や政策活動費は廃止すべきと訴えます。

★無・新　其田寿一 候補
「政党助成金ですね　みなさんの血税から一人頭250円納めていただいています　その血税で誰も頭が下げなくても政党に属していればその恩恵を預かることができます　そういう自助努力によらない政策活動費等々も含めた、ぬるま湯体制というのはやめていくべき」

日本維新の会の新人　長坂淳也さんは企業・団体献金の全面禁止や政治資金パーティー券の購入禁止などが必要で、政治資金規制法をより厳しいものに改正すると訴えます。

★維新・新　長坂淳也 候補
「政治資金規正法の改正、企業・団体献金の禁止パーティー自体を禁止する政治の透明化をほんとうに徹底して図らなければいけないし　秘書がやりましたとか会計責任者の責任ではなく、議員本人が必ず責任を取る　そういったことがあったのであればしかるべき処罰を受けるような厳罰化をしなければ、国民からの信頼を取り戻すことはできないと思います　政治資金規制法は絶対に改正してより厳しいものにしなければならない」

考えを比較します。
木村さんは「政策活動費を監査する第三者機関の設置」

岡田さんは「政治資金規正法に『連座制』導入」

其田さんは「政党助成金や政策活動費は廃止」

長坂さんは「企業・団体献金の全面禁止」でした。

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