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山形県内でも68か所で衆院選の期日前投票始まる 前回は4割近くが活用

2024年10月16日 17:37
山形県内でも68か所で衆院選の期日前投票始まる 前回は4割近くが活用

10月27日に投開票が行われる衆議院選挙の期日前投票が16日から山形県内各地で始まりました。山形市の投票所では、さっそく有権者が訪れ、一票を投じました。

期日前投票所は、県内35市町村のすべての庁舎などで午前8時半から一斉に開設されました。このうち、山形市役所1階のエントランスホールでは、開始と同時に有権者が訪れ、一票を投じていました。

20代「せっかくなら一番最初に山形市で投票したい気持ちがあった。
中川悠アナウンサー「今1番関心のある分野は?」
「アルバイトをしているので賃上げや物価高に特に関心がある」

40代「急に解散が決まって、選挙戦に突入したので、まだ実感がない。周りも選挙モードに入っていない気がする」
50代「もうちょっと障がい者に、優しい政治をしてほしい。障がいが軽いから障がい者手帳を持ってないとどこもわかってくれない」

県選挙管理委員会によりますと、3年前の2021年に行われた衆議院議員選挙では、全体の投票数58万2647票のうち、4割近くの21万7882票が期日前の投票でした。期日前投票の利用者は年々、増えているということです。

山形市選挙管理委員会 武田吉浩事務局長「当日投票にどうしてもいけない方が最近いらっしゃるので期日前投票を活用してもらってより多くの方に投票してもらいたい」

期日前投票は県内68か所で、一部を除き開票日前日の10月26日まで、時間は午前8時半から午後8時まで受け付けています。

一方、県庁では投票日に向け有権者に不正などがないクリーンな選挙と投票への参加を呼びかける「白ばら啓発隊」の出発式が行われました。
式では、県選挙管理委員会の粕谷真生委員長が「選挙は国民が政治に参加するための最も重要かつ基本的な機会。投票に関する県民の意識向上に努めていってほしい」と啓発活動を行う隊員たちに呼びかけました。そして、隊員たちに啓発活動で配布するポケットティッシュなどが手渡されました。その後、隊員たちは4台の広報車に乗り込み、出発しました。白ばら啓発隊は衆院選投開票日の27日まで、県内各地で投票の啓発活動を行います。

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