起業家の育成コースなど東北公益文科大学に新学部新学科の設置検討 山形県議会で明らかに
山形県酒田市の東北公益文科大学で新たな学部・学科の設置が検討されていることが分かりました。起業家の育成コースなど複数の案が想定されるとしています。
これは28日に開かれた県議会9月定例会の予算特別委員会で、県が明らかにしたものです。公明党の菊池文昭議員が東北公益文科大学の公立化に向け、新たな学部・学科の設置構想について、質問しました。
県総務部・松沢勝志部長「社会が求める人材育成などを踏まえた新たな学部・学科などの設置について、検討進めている。ベンチャー育成を意識した学部・学科・コースなどの教育課程の設置を、今後のニーズ調査を踏まえ選択肢の一つになると考えている」
一方、県議会自民党の相田光照議員は米沢女子短期大学について質問しました。米沢女子短期大学は全国に2校しかない公立の女子短期大学で、大学への編入のしやすさから全国から入学を希望する生徒がいるとした上で、建設から半世紀近くが経過し老朽化している学生寮の整備方針について質問しました。
県総務部松沢勝志部長「引き続き、安全面と住環境面を点から現状を良く把握しながら適切な維持管理に務め、必要なリノベーションについても随時検討していきたい」
県議会は29日も午前10時から予算特別委員会が開かれます。